2日(月)〜5日(木)
西伊豆キャンプ=静岡県戸田村井田
21日(土)
16:00〜17:30 総会=中野・割烹居酒屋「鯉作」
17:30〜20:00 島田代表"ご苦労さん会"
29日(日)
房総ディアスロン・トライアル=千葉県山武郡
◎
恒例の西伊豆合宿を行います。連絡は幹事の喜連までお願いします。
◎
私たち中野JC(ジョイ・サークル)は今年で創立20年目を迎えました。これを機に島田代表は、本人の意志もあってクラブ運営統括の代表から退くことになりました。これに伴い、幹事会では今後のJCを運営していく新しい組織と活動案を策定しましたので、別記のように「総会」を開き会員の皆様にご提案するとともに、ご意見をたまわったうえ"新生中野JC"をスタートさせたいと思います。また総会では、島田代表の長年のご苦労に感謝の意を込め「ご苦労さん会」を併せて行いたく、万障お繰り合わせの上、ご参加くださるようお願い申し上げます。連絡は幹事の小林までお願い致します。
◎
美しく夢幻的な山武郡の里山をロケーションとした「オリエンテーション房総デュアスロン大会」を開催したいと思っています。ついては、そのためのコースづくりなどを29日に実走の上、検討したいので、前日28日に島田宅泊の予定でご参加ください。
★「やった!
鍼灸師合格」
〜from 今泉 陽子
今年3月28日、正式に厚生労働省から合格通知がきました。3年間の学校生活は邪気漂う異常な環境でしたので、これからは明るい方向をめざしたいと思います。とりあえずスポーツ鍼灸とスポーツ疲労対策としてのオイルマッサージなどをめざしたいと思います。鍼と気の世界は切っても切れないものですが、ある意味では、今の自分には手に負えない世界だと思います。
人間もひとつの自然であるので、自然とともに生きながらスポーツする、アスリートとともに歩んでいく治療家をめざしていきたいと思っています。
とりあえず現状では、いろいろな勉強会などに顔を出し、方向を考えるというところです。生意気だとは思いますが、少なくとも「私は治す」と豪語する巷の治療家には批判的なので、自分にできることとできないことをわきまえて進んでいきたいと思います。また運動療法にも興味があるので、そちらも会得していきたいと考えます。
学校の勉強が間に合わず、東大医学部5年の子に解剖、生理、病理などを教わっていたのですが、その子が「人の生死や病気は99パーセントの道理(科学)と1パーセントの不条理」というようなことを言っていました。なるほどと思ったのですが、ある意味で医者とも同等に話ができるようなレベルの鍼灸師でありたいとも思います。
多分生意気な新米の意見かもしれませんが、スタートにあたり、このように考えています。
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★「梅と桃」
〜from 小林 智
1、 「梅の花」
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梅の公園
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梅
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4月3日(日)青梅の日向和田駅から日の出山、つるつる温泉というコースで歩いてきました。
梅祭りも終わった後でしたが、梅の公園ではまだ満開状態で咲いておりました。天気もよく、淡い赤の梅や白の梅など、ゆっくりと見ることが出来ました。まだ見足りない感じ・・(というよりここで花見をしたいくらい)でしたが、これから登っていかねばならず、後ろ髪引かれる思いでした。山頂までは樹林帯が続き、どちらかというと、景色や花を楽しむというコースではありませんでした。休憩を入れて、上り3時間、頂上では「ビール」と「おでん」と「ししゃも」と「キムチスープ」(酒の肴ばっかり?)。あとは下りで一路温泉へ、1時間ほどで下山。「生涯青春の湯」つるつる温泉は、いつになく今日は空いており、ゆっくりと入れました。あとはお決まりの下山祝いで乾杯とあいなりました。
2、 「桃と桜」
翌週4月10日、桃の花と桜が満開の山梨一宮(今年からは合併で笛吹市に名前が変わりました)で10キロのお花見ランを楽しんで来ました。
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桃
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桜
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天気快晴のドピーカンで風も無く、暑いくらいでした。コースのあちこちで桃の花が満開、満開、満開です。あわせて桜の花もこれも満開の満開で、ランの苦しみ? が無ければ最高のお花見です。昨年のタイムを1分くらい遅れてしまいましたが、ゴール後はトン汁とお弁当を貰い、会社の後輩の家族と一緒に(小林家は私一人のため)お花見ということで、ビールとワインで花の下で乾杯。行きは特急で1時間30分、帰りは各駅停車で3時間、たまには電車もいいなァと思う旅でした。
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★「小さな種子で大きな夢を」
〜fromフーミンの農園日誌(連載)
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「極楽の里」看板 |
◎農業プロの村上夫妻に教えを賜りたくて、ド素人の私がこの春から始めた家庭菜園づくりについて日記を認めることにしました。タイトルの「小さな種子で大きな夢を」は、田舎町の食料品店前で売っていた野菜の種子の立て看板に書かれていた謳い文句を借用したものです。では、私の百姓入門の悪戦苦闘振りをお読みください。
4月9日(土)晴れ
千葉県東金市へ引越し、市役所から貰ったパンフレットで「市民農園」があるのを知り、農用地の借用を申し込んでいました。そしてこの日、私のような家庭菜園を希望する者が集まる市農政課主催の「入園式」が東金文化会館で開かれるのです。自宅から文化会館までの約10qほどですが、私はロードレーサーで、妻は自家用車でそれぞれ向かいました。
「入園式」に集まった者は家族連れを含め80名くらい。それに主催者を代表して着物を羽織った園長先生のほか3つの市民農園の園主(民間農家の土地オーナー)が登壇し、家庭菜園づくりの意義やノウハウの一端をお話してくださいました。その話の中で「うない込む=柔道の技ではない」、「マルチ栽培=複合種の植栽ではない」、「連作障害=年子出産ではない」など、私にとって生まれて初めて聞く言葉が飛び交いました。
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入園式のシンポジウムの模様 |
このような自分がまったく知らない世界に入ると、何故か? 大変、面白そうで心がウキウキします。そこでシンポジウムが終わった後の質問コーナーで、先生方にあれこれと質問しました。
「私は生まれて初めて畑仕事をするのですが、一体、何をいつどのように栽培するのか? まったく解かりません。しかし、農園にはいろいろ約束ごとがあると思いますので、まず私は何をしたら良いのでしょうか?」
すると園主が代わる代わるお話されましたが、要は「何を栽培するか」という1年間のプランをつくることとのことでした。しかし、そのプランをつくるためには、ある程度の知識が必要で、今の私にはプランをつくる能力はありません。次いで、
「農園をお借りしたら、絶対に何かを作らなくてはいけませんか?」
と聞きましたら、そうでもないような答えが帰ってきました。そんな質問をするわけは、実は借りた畑に椅子とテーブルを持ち込んで、青空の下、ビールを飲もうという魂胆なのです。畑仕事はそこそこに、畑の真ん中で、たまたま実ったトマトやきゅうりをかじりながら酒宴を催そうというわけです。
さて、「入園式」が終わり、帰り際、園長先生と立ち話をしたのですが、その時、私は入園の目的を次のように申し上げました。
「収穫は二の次です。青空の下、土と戯れたいのです」
すると園長先生は、
「その通りです。楽しめばいいのです」
といって、うなずかれました。
さて、次は実際に農園の現場に赴いて、園主との「懇談会」にのぞみます。私が借りる農園の名は「極楽の里」、園主はこの地域に多い姓名・戸田さんです。この「極楽の里」は私の家から1kmほどの場所にあり、農園の広さは約2,000u。それが40区画に分けられ、私たちは1区画単位ごと向こう1年間、お借りすることになります。つまり1区画が50uですから、坪数に直すと約15坪になります。15坪というと、畳30畳分です。昔、東京・中野で子どもが幼い頃、1坪の「区民農園」をお借りしたことがありますが(最初に植えた菜っ葉は沢山、生えましたが、その後は何ひとつ成りませんでした)、なんと! その15倍です。年間の借用料は1万円です。
さて現地に着くと、まずは15坪ごとに区切られた農用地をくじ引きで選びます。といっても、私はくじ引きで最後になり、最後に残った区画から選びました。その私の畑は道路側に沿った縦長の土地です。
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縦長の私の畑 |
その後、園主のお話をお聞きし、質疑応答を重ね「懇談会」はお開きとなりました。
私も一度、自宅に戻ったうえ、今度は荷台を前後に設置した買い物用自転車に鍬(クワ)を載せて、再び農園へ向かいました。そして西の森の彼方に陽が傾くまで、15坪の大地を掘り起こしました。
4月10日(日)晴れ
今日は地元で行われる「日向マラソン大会」。後藤さんに教えてもらった地元のローカル大会に出場します。走る距離は15km。早朝は妻が運転するクルマに乗って成東市の「朝市」の見物に出かけ、その足で大会の受付けを済ませ、一旦、帰宅して食事。スタートが11時なので、ゆっくりのんびり。マラソン大会というとスタート時間が早いこともあって大概「ゼッケン付け〜着替え〜用足し〜準備運動なし」の出たとこ勝負が通例ですが、こんなに暢気な(贅沢な)大会は久しぶりです。
オールラウンドバーのシティサイクルにまたがって向こう6km先の大会会場まで走り、ゆっくり着替えた後、大会会場の中学校校庭に咲く満開の桜を観賞。空は青く、気分はうっとり! 昨年の荒川マラソン以来1年振りだし、脚の故障も完治していないのでスロースタートし、はじめの5kmは27分、あとは25分のイーブンで走り、合計1時間17分で完走しました。
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これが堆肥だ |
さて、マラソン大会から戻って、農園で昨日の続きです。掘り起こした大地に園主が提供してくれる堆肥を一輪トロッコで運び込むこと15杯。それだけで汗びっしょり。15坪の畑を耕すのは容易ではありません。しかし、畑仕事の基本は「土を耕すこと」です。(と勝手に思っている。それ以上の農事はまったく知りませんが…)それで、ひたすら土を掘り起こしたうえ、さらに堆肥を沢山、混ぜることにしたのです。でも、今日は農地の3分の2を耕したところで陽が沈み始めました。
4月16日(土)晴れ
1週間振りに夕方、農園へ行きました。前回やり残した堆肥、トロッコ7杯分の混入作業を行ったうえ、農地全体に苦土石灰と称するアルカリ成分を撒きました。
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苦土石灰を撒き終えた畑 |
農園の多くはすでに植栽を終えた、あるいは畝(うね)をつくって種子を蒔いていましたが、私は「慌てず自分流にやろう」という心積もりです。というのも、まだどんな野菜をつくれば良いか? そのためにどうすれば良いか? 基本的な計画(プランニング)とそのための準備(プロセス)が皆無に等しかったからです。このプランニングとプロセスが大切な点は、実はスポーツに取り組むことと同じですね。
4月17日(日)晴れ
久し振りにサイクリングに出掛けました。引っ越してきて、まだ走っていないエリアを巡ろうということで、こちらでいう山武郡市(東金市、山武町、松尾町、横芝町、芝山町、成東町など)の界隈を散策の積もりで80kmほど走りました。
帰宅後、汗をかいたバイクウェア姿のままで畑仕事にとりかかりました。いよいよ畝づくりです。土を盛り上げて、その頂に野菜や果実の種子を蒔いたり、苗を植えようというわけです。しかし、まだ何を作るのか? はっきり決めていません。ただ私の頭の中では、この間に本や資料を読んだり、近所の農家の方々にアドバイスを受けたり、あるいは娘婿の実家の父親から送られてきたメール文書を見たりして、こういうことはしたくない、このような野菜はつくりたくないという漠然とした考えは浮かんでいました。
それは、マルチと称する土壌の上にフィルムシートを敷いたりビニールハウスを造るなどした温室栽培的なやり方や、ナスやキュウリやトマト栽培で枝や蔓を支柱で支える農事法などです。何やら小賢しいし、第一、面倒で私のような不精者はできません。何よりも自力で成長する野菜、またその条件を満たした栽培法を考えたいと思っています。温室育ちのナヨナヨの野菜ではなく、種子を蒔いたら自然に芽が出て大きくなって実をつける、風雨と寒暖に耐え"自生する野菜"つくりが目標です。そんな都合の良い野菜があるわけがないことは知っているのですが…。
4月18日(月)晴れ
午後、昨日の続きで畝づくりです。そして、できた畝のひとつにシソの種子を蒔きました。実は昨日、農園から帰途、近所の農家の奥さんが畑を耕していたので、畝づくりについて聞いたのです。そして、何をつくれば良いか? お尋ねしたところ、奥さんは私の不精を察して、
「コマツナやシソならばすぐに生えるし、簡単ですよ」
と言って、いくつかの野菜の種子をくれました。シソは酒の肴の薬味ですので、つくろうと思っていましたので、とりあえず戴いた種子を1畝分、蒔いたのです。
しかし、この間の浅はかな勉強? で、自分がつくる野菜がおぼろげながら判ってきました。ざっと申し上げます。
葉 菜=シソ、ニラ、ミツバ、シュンギク、カラシナ、アシタバ、ハクサイ
茎 菜=ミョウガ、ラッキョウ、エシャレット、ニンニク
果 菜=トウガラシ、エダマメ、ラッカセイ、トウモロコシ、スイカ
根 菜=ショウガ
ハクサイ、ラッカセイ、トウモロコシ、スイカを除けば、概して私が飲酒の時に食する野菜や薬味です。この中から自生しやすい野菜を選びたいと思っています。このため天候が安定期に入る5月の連休頃から種子や苗を植えていこうと思っています。しかし、薬味となるシソ、ミョウガ、トウガラシ、ショウガは自宅の庭で作付けし、いつでもすぐに食べられるようにしようかと考えています。
4月23日(土)晴れ
またもや畝づくりに出掛けました。
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この日、15の畝が完成した |
鍬を振るっていると、園主の戸田さんがやってきたので、いろいろお聞きしました。
「畝はどっち向きにつくればよいですか?」
「南北がいいですね」
その理由がなぜか、解る由もありません。
「そうですか。それが基本ですか」
といって、私は頷くばかりです。すると戸田さんは、
「しかし、こんなに畝を高くする意味があるのですか?」
と聞き返してきました。
「堆肥を沢山、入れましたので、土が増えてしまったのです」
と答えたものの、内心は「やはり高すぎたか」と自省していました。そしてまた、戸田さんは聞きます。
「それで、何をつくるつもりですか?」
「この道路脇の畝にはトウモロコシを植えたいと思っています。よく陽が当たる畑なので、トウモロコシで日陰もつくればと思っているのですが…」
そのトウモロコシの陰で、宴席を設けようという魂胆です。
「そうですか。まあ、失敗も成功の元ですから、頑張ってください」
と言うと戸田さんは去っていきました。
「頑張りなさい」とは、どうやら農業もスポーツと同じ世界のようです。
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クラブの皆さんが活動にあまり参加できる状況でない昨今でありますが、会員である以上、どのようにお過ごしであるか、いろいろ知りたいと思っています。
というよりは、クラブの仲間同士ですから、知り合うべきでしょう。
だから、せっかく立ち上げたホームページの閲覧、そして掲示板を大いに利用して、コミュニケーションをとりありましょう!!
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「JC会報編集部」では、皆様からの原稿をお待ちしております。レース情報、近況報告、要望、会報を読んでの感想など、どんな話題でも結構です。編集委員が校正して原稿といたしますので、お気軽にお寄せください。(原稿は一部手直しする場合もありますが、ご了承ください)。投稿先は会報編集部長 小林まで。よろしくお願いいたします。
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中野JC(ジョイ・サークル)
編纂 中野JC編集部会/発行 中野JC事務局
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