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JCビヤガーデン企画とても楽しかったです。来年はより多くのメンバで行きましょう。
今井さん現役でがんばってますね。完走おめでとうございます。強いパパはかっこいいです。
いよいよ西伊豆トライアスロン大会が10月9日(日)に開催されます。
中野JCからは松本君が参加します。
もしスケジュールの調整がつく人は、日帰りOKなので観戦、応援に来てください。
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10月9日(日曜日) |
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西伊豆トライアスロン大会 開催 |
10月30日(日曜日) |
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紅葉サイクリング (柳沢峠)
大和陸橋 7:00集合
参加される方は、2日前までに掲示板に参加表明をして下さい。その他、希望がありましたら掲示板に書き込んで下さい。
また、当日、雨天の場合は中止といたします
幹事:喜連 |
11月3日(木曜日:祝) |
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秋の芋煮会 計画中 詳細は追って連絡します。
スケジュールはあけておいてください。 |
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★"夏の終わりのビアガーデン"
〜From「行楽チーム」磯 由里子
『本日のビアマウントは満席のため入れません』。
高尾山口駅に着くと改札にこんな看板が立てかけてありました。自宅を出て早一時間。ココまで来てそんな!?
不安になって松本さんに連絡すると「人数分整理券を確保しているので大丈夫です。」
ひとまずホッとして、ロープウェイ乗場に向かうと今度は、『ロープウェイは整理券がない方は乗れません。』。『本日の整理券の配布は終了しました!』。
大きな声で係の人がアナウンスしていました。
「あの、ビアガーデンの整理券はあるので、ロープウェイに乗りたいのですが・・・」、
「いいえ。ロープウェイの整理券がないと乗れません。上に行っても、すでにビアガーデンは整理券がない状態で入れませんから。」
「えぇ。ビアガーデンの整理券はありますよ! 上に行ければ大丈夫です。」
「下で止めるようにいわれているので無理です。」
「じゃ〜どうやったら上に行けるの?」
「ビアガーデンデンに行かないなら乗れます。」
「??・・・・・」
「わかりました。ビアガーデンには行きません!とにかく上で人を待たせているので! 切符下さい!」。
窓口のお姉さんとわけのわからない問答の末、やっと切符を買ってロープウェイに乗ると、あっという間に頂上に到着! 他のメンバーとやっと合流することが出来ました。ちょうど整理券の番号を呼ばれ、会場に入っていくとすでに人で一杯!!
屋根のついている席を確保し、まずはビールで乾杯!
井下さん、河田さん、松本さんの練習組も、小林さん、斎藤さんの登山組もおいしそうに飲んでいます。もちろんロープウェイ組の私も負けじと飲み干します!
ビールからワイン、焼酎、日本酒とドンドン進んで、最後は皆ほろ酔いで良い気分〜。帰りは当然ロープウエイかと思っていたら「前に来たときは歩いて降りたよ!」
その一言で皆で歩いて下山することに・・・。
いざ下り始めたら、街灯ひとつない、真っ暗な山道・・・。(これで本当に下までたどり着けるの??)
そんな不安がよぎったとき、小林さんがすかさず懐中電灯で道を照らしてくれました。
こうなれば酔っ払いに怖いものなし! ワイワイいいながら約30分で無事下山することができました。
何年振りかの高尾山は、仕事に追われる生活の気分転換には最適でした。次回はちゃんと登山組になって、山もビールももっと満喫したいな!
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★"IRONMAN
UK 参戦記"
〜今井 達也
8月21日、アイアンマンUKに参加しました。

イギリスでのトライアスロン人気は高く、これまではWTC主催のレースはハーフの大会が毎年行なわれていました。今年は初めてフルの大会が開かれることもあり、自分は昨年の11月ごろ申しこんだものの現地の枠はほぼいっぱいになっていました。
アイアンマン参戦は実に3年振りです。
Swimは朝6時スタート予定が霧のため2時間遅れスタート。イギリスはこの時期、日がとても長いことから明るい内にはゴールできるかなあと思っていましたが、これでそのもくろみはかなり怪しくなってきました。
湖を2
Lapなので泳ぎやすいものの、2時間待たされて体が冷えたこと、また水もとても冷たく手足が痺れてきて、こんなにSwimが辛かったのは初めてです。なんとか泳ぎきったものの今回はSwimで途中、真剣にリタイヤが頭をよぎりました。寒くて早く上がりたいと思ったのがよかったのか、Swimは1時間ちょっとと自分にとってはまずまずのゴール。
しかしここからが本当の勝負。バイクは結構アップダウンがあると聞いていたので、最初から飛ばさず軽いギアで走ります。バイクになってからは天気がよくなり、また景色も風光明媚で気分よく60Kmぐらいまでは順調。しかしギアの変則が急にスムーズでなくなり、よくみると後輪ギアのワイヤーを固定するパーツの一部が破損しているではないですか!!!
止まって応急処置を試みるも、そもそも破損しているので無理そう。未だバイクは残120Km...
うわーこりゃリタイヤかあとしばし呆然。しかし諦めの悪いのがトライアスリート。試行錯誤したところ後輪が一番重いギアであれば何とかなりそうなことがわかり、これでいけるところまで行こうとレースを再開しました。しかしアップダウンが結構ある上、応急処置であることから暫く走るとまたバイクをおりて処置をしなければならず、これはほんと精神的にも肉体的にもきつい。上りは抜かれっぱなしで何で思いギア使ってるの?と質問される。使いたくても使えないんだよーと泣きそうになりながら答えるものの、ここまでくると自虐的になり倒れるまで絶対やめないっとペダルをこぎ続けました。バイクに約7時間半を費やしたものの、何とかバイクを終了することができて、この時点でゴールしたような気になりましたが、まだフルマラソンが残っています。
最初の数Kmはバイクの故障から開放されて気分よく走っていたものの、やはり足を使ってしまったせいか4分の1ぐらいでかなり苦しくなり、20Km時点ではとうとう走れなくなってしまいました。今まで参加したアイアンマンでは遅くても歩いたことはなかったので自分の気力が弱くなったかと悲しくなりながらも、1Kmぐらいを歩きつづけると急にのどが乾いてきました。バイクでかなり補給したので大丈夫と思っていたものの、脱水ぎみになっていたようです。水分を十分補給してからは少し元気が戻り、走り始めることができました。
妻と息子たちをゴールに待たせており、妻はさぞかし心配(いらいら?)しているだろうと、すっかり日も落ち、暗いなかゴールを急ぎます。
結局、13時間以上と今まで参戦したアイアンマン8レースの中でもWorst記録でゴール。でも子供二人(長男2歳、次男10ヶ月)を抱えてのゴールは多いに盛り上り、またアクシデントを克服できたことから気分はかなりよかったです。やっぱりアイアンマンですね。
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★西伊豆トライアスロン大会への参加にあたって
〜From「練習チーム」松本 憲治
今年も西伊豆トライアスロン大会の開催日が近づいてきました。私事で誠に恐縮なのですが、今年、この大会に出場できることとなれば、正式には3度目の正直ということになります。2年前は、JCに入会して間もなく、まだ経験も浅いことから、事前審査の段階で無念の結果に。また、去年は、皆さんご存知のとおり、台風の影響でコースが封鎖され、急きょ、コース変更(縮小)し開催されたものの、トライアスロンの原点である本大会のフルコースを走ることができませんでした。そして、やっと今年。経験面では宮古島トライアスロン大会に出場するなどし、西伊豆への参加権を獲得でき、相変わらず台風等の異常気象による大会への影響は当日まで懸念されるものの、今日、この原稿を書いている段階では、参加費を振り込めば無事レースに参加できる状況となりました。
思えば、JCのメンバーの中では、一番会員年数が短く、また、経験面・実力面からも弱小な私を、宮古島のようなロングディスタンスに出場し完走できるまでにしていただいたのは、JCの皆さんに練習会、飲み会と色々面倒をみていただいたおかげであると、改めて感謝の念でいっぱいです。そして、今年、西伊豆大会への参加を承諾していただき、これで完走できれば(完走できなくても)、皆と共に本大会の素晴らしさ、楽しさ、又は辛さ等といったことを話すことができると思えば、ますます、夢が膨らんできます。また、同時に、全て自己管理で行う大会なだけに、真のトライアスロンというものを味わえる期待・不安・喜びが入り混じります。やはり、トライアスロンって素晴らしいスポーツですね。
このレースを通じて、肉体や精神の鍛錬のみならず、中野JCの基本的方針である、スポーツを続けることによる人格の形成にも大いに役立てばと、自分にですが期待しています。
最後に、当日は、実行委員会やボランティアの方々には、大変お世話になると思いますが、皆で協力してより素晴らしい大会にしていきたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
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★2005年夏、『大腸内視鏡検査』体験記
〜From 「宴会チーム」 渡辺 高一郎
本来なら、出場したレース結果や、日ごろ、自己のスキルアップに努めている出来事など
、自分として誇れる話題をレポートしたかったのですが、そういったこととは、日々無縁の生活に埋没しているため、考え抜いたすえ、恥ずかしながらこんな話題となりました。
事の発端は、今年5月の会社での定期健康診断の問診で、腹部不調を訴えたのが始まりです。症状としては午後になると、毎日のように腹部が張り、ガスがやたらと出てしまうというものです。家にいるならともかく、一番困るのは会社にいる時です。当然ながら音も出るわけで、壊れたトランペットのように、プッといった短音からプオーンといった長音まで、さまざまに、少し湿っぽい音が所構わず出る始末で、そのたび席を立ち、慌ててトイレに駆け込んでガス放出といった有り様で、「出物、腫れ物、所構わず」とはよく言ったものだと痛感した次第です。
聞くところによると、日本人のガン死亡の第一位は胃がん・肺がんを抜いて、大腸がんになってきているとかいないとか。もしや? と不安がよぎります。内科を診察したものの原因がはっきりとせず、とりあえず大腸の透視(バリウム)検査をすることになり、実施した結果、小腸と大腸のつなぎ目に少し疑いが認められるとのことで、より精密な検査、つまり内視鏡(ファイバースコープ)による検査をする事になったのです。
胃カメラの経験は何回もあれど、お尻の穴からカメラを入れる事にはさすがにためらいが…??? しかし、これも自分の体のためだと思おうとした矢先、内科医の先生が真顔で私に一言。 「ウチの大学病院でやる大腸内視鏡検査では、100人に1人位の割合で腸にスコープが突き刺さって破けてしまうらしいから気をつけたほうがいいよ」と・・・。冗談半分の脅かしにしても不安がつのってきました。全く冗談のキツイ内科医め!
検査三日前、本日より検査日までの間、大腸内に繊維質等が残らないようにするために、食事内容についての注意が必要となる。具体的には海藻類、繊維物、キノコ類等の消化の悪いものは摂取NGとの事で、気を使った。
検査前日、仕事のない日曜日だというのに朝から気が重い。明日の検査への緊張が高まる。前日という事で、消化の良いうどんやお粥が中心の食事となった。普段ろくに運動すらしないのに、若い時の食事量と変わらない大食い体質のためダイエットのような食事はカラダにこたえる。2時間もするとお腹が空いてしまうのである。でも、ガマンガマン。19時前にはおやつ程度の本当に軽い夕食を済ませ、21時には予め渡されていた下剤を飲む。いよいよ、検査開始と言った気分だ。22時には憂鬱な気分のまま就寝した。だけど、気になってなかなか寝つけない...。
そして当日。お腹がゴロゴロとして腹痛で朝5時前には目を覚ました。既に朝から10回近くトイレに行っている。行く度に便の状態がゆるくなり、いわゆる下痢状態。もちろん今朝は絶食でフラフラとしており、元気が出ない。
家を出発し、指定時刻の8時50分に病院へ到着。受付後、検査室ドア手前の待機部屋へ入る。看護師さんから本日の要領とスケジュールの説明を受け、かなり緊張が高まってきた。看護師さんによると、本日同じ検査を受ける者が私を含めて4名いるらしい。私が入ったあとに順を追って3名が入って来た。年配の女性が2名、30代後半のサラリーマンといった感じの男性が1名。検査が検査だけに、若い女性がいなくて良かったと安心する。普段は若い女性のほうがうれしいが、この時ばかりは恥ずかしさもあって、このメンバーでホッとした次第。もっとも、対象年令層からいっても若いお姉さんが検査に来るとは思えないが。
検査自体は14時から開始で、大腸がきれいになった順番で行うらしい。その間何をするのかというと、液体の下剤1.5L入りボトルを各自に渡され、午前中3時間近くをかけて大腸内が完全に空になるまで、下剤できれいに掃除をするとのこと。要は、下剤を飲んで、トイレに行くことを繰り返すのである。
下剤を渡され、まずその量に驚く。「こんなに飲める訳ないだろーっ」と内心でつぶやく。飲んでみると予想以上にマズイ。ポカリスウェットの味無しといった感じで多少の苦味がある。しかも、下剤を飲んで待つ部屋の広さは8帖ほどしかなく、そこに4名が詰め込まれて向かい合って座り、黙って下剤を飲んではトイレに行って戻るといった様は、異様というかやや滑稽でもある。他人目もあるせいで、始めの内はやや遠慮気味にトイレに行っていたが、当然ながらだんだん気にする暇も無くなってきた。とにかく飲んでは出さないと検査ができないからである。お互い今朝会ったばかりの見ず知らずの同志が、狭くて音楽も何も無い部屋に詰め込まれ、始めは会話さえも無かったが、その内、皆同じ辛さ加減からか多少の言葉も交わす様にもなり、だんだんと妙な連帯感も生まれてきて、普段感じることの無い不思議な気分になった。実は、後で今回の検査を振り返ってみても、この下剤飲みが一番辛かった! こんな辛い時でも、他人との競い合いは意識するもので、自分の下剤量が気になりだした。もう1人の男性は結構手馴れているのか、始まって30分ほどで下剤を全て飲みきってしまった。その上、居眠りまで始まっているではないか! なんとも余裕な。私も12時近くまでかかって何とか飲みきり、便が尿のような状態となった。もう固形物は何も見当たらない。しかし、今朝からトイレに行き過ぎて、いい加減お尻の穴がヒリヒリと痛い...。
12時を過ぎ、看護師さんが各自に便の回数と状態を聞き、その結果で検査の順番発表となった。なんと私が一番であった。こんな事でしか一番を取れないのも情けないが、他人の順番待ちでビクビクとしている時間は有るより無いほうがいい。意外にも、30分ほどで下剤を飲み切った男性は、便の回数が少ないとの事で一番最後になった。もう少し頑張って踏ん張れとのことらしい。早く飲み切っても一番になるとは限らない、人生とは分からないものだなと改めて実感する。
14時。お尻の穴が開いた検査着に着替えて検査を待つ。ここまで来たら、まな板の鯉。やることはやったという、開き直りの気分でじっと待つ。いよいよ検査開始。検査室へ入りベットに横になり、お尻の穴に麻酔ゼリーを塗られて内視鏡を大腸へ挿入。思わずうめき声を出してしまい、体に力が入り過ぎとのことで注意される。正直、初体験の凄い違和感である。大腸壁に内視鏡が突き刺さって破れませんようにとひたすら願う。先端から空気を入れながら少しずつ挿入するので腸が膨らんで張り、苦しい。情けないが、進むたびにうめき声が出てしまう。目の前にあるTVモニターに大腸内部の鮮明画像が写し出されているが、見る勇気がない。念のため、疑いのある組織の一部を切除した。細胞検査で後で確認するという。所要時間約20分で無事に検査終了。内視鏡が外された時の開放感がなんともいえない。どうやら、大腸が破れることはなかったようだ。良かったと一安心...。でも、内視鏡の出入りで擦れたこともあり、お尻の穴がジンジンと2〜3日痛かった。ということで、自分が予想していたより痛みは少なく無事終わり、結果も異常無しで一安心。
* ところで40歳も過ぎ、運動もしない私にとって、一番の関心事はCMでお馴染みの「入院保険」です。今回の検査を機に、万一に備えて入ろうかと考えているのですが、アリコやらアフラックやら沢山ありすぎてどれが良いのか分からない!(皆さんも同じ??)どなたか、詳しい方がいましたら、ぜひ会報の中で教えてください!
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★小さな種子で大きな夢を
〜From「フーミンの農園日誌」(連載C)
9月
「ハクビシン」という動物がいるそうです。夜な夜な畑に出没し、人間様が食べる収穫物を食い荒らしているとのことです。それも熟れた野菜や果物を、絶妙なタイミングで食べ尽すそうです。狐でもない、狸でもない、狐と狸の合いの児のような、外国から輸入された四足、哺乳類の小動物だそうです。私はまだ、その小動物を見てはおりません。
そのハクビシンなるものに、完熟の頃を待って畑に置き留めていたスイカを全部、食べられてしまいました。食い掛けた跡が見事なまでに残っていました。そのうち1個は左程の食われ方ではなかったので、家に持ち帰りました。でも、いいではないですか! 駄目だと思ったスイカが予想に反して11個も出来てしまったのです。まぐれで出来たスイカだから、まぐれで失っても、そんなに悔しいとは思いません、というのが正直な気持です。
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こんなに美味しそうなスイカだったのに…
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所詮は天然の恵みです。その恵を人間様だけが享受するだけでなく、この世に生きとし生けるものが等しく享受することは、自然の摂理と言えましょう。スイカが最も美味しく熟するのを待っていた私と同じように、きっとハクビシンも森の木立の影から食べる好機を伺っていたのです。
そうはいっても、村上師匠ご夫妻や園主の戸田さんのように農業のプロは、私のように暢気なことを言ってはいられません。米や野菜を作って生業(なりわい)を立てている人たちにとって、ハクビシンは天敵とも言える憎き動物です。生業ともなれば、真剣に立ち向かわざるを得ません。そう、私だって仕事ともなれば市民農園の遊びとは違いますから、外敵から身を守り、あるいは時として戦うことだってあるかも知れません。すなわち、村上師匠も私も、そしてハクビシンも、みんな生きることに一生懸命だということでしょう。
さて、本題に入りたいところですが、8月末になって再び腰痛が始まり、野良仕事どころではなくなってしまいました。長時間、クルマに乗って降りた途端、腰がパンパンに張ってしまい、前屈さえ出来なくなってしまったのです。立ったままパンツが履けず、畳の上にお尻を着いて履く始末です。ほぼ1ヶ月、痛みを感じながらの生活が続いています。9月からは、さらに15坪の農園を借りて、秋野菜を植えていこうなどと考えていましたが、それどころではなくなってしまいました。痛みの苦痛を一刻も早く解消しようとスポーツ施設「元気館」へ通い、スイミングと水泡マッサージを行ったり、骨盤と脊椎治療(カイロプラクティック)を行う整体院へ通っています。やはり昨年末からの一連の引越し作業や、今春からの野良仕事などで腰の筋肉が疲労してしまったのでしょう。ここにきて、ようやく強い痛みはなくなりましたが、まだまだ油断は出来ない状況です。10月の西伊豆トライアスロン大会のこともありますので、それまでは慎重に対処しようと思っています。
というわけで、9月の農園作業でお話することは、3日(土曜日)に行われた東金市主催の「栽培講習会」に参加したくらいです。同講習会で、市民農園の生徒である私たちは、農園主から「堆肥」の作り方を指導して戴きました。覚えている限り羅列しますと、堆肥は生ゴミ、お茶ガラ、鶏糞、牛糞、米糠、稲藁、水など作り、醗酵すると摂氏70度ほどに温度上昇するため、ほとんどの細菌が死滅するとのことです。農園主の話では、堆肥を十分、活用すれば、農薬を必要以上に使うことなく作物は育つとのことでした。まさしく私のように堆肥一本で完全無欠な"有機・無農薬・露地栽培"を目指している農園遊民にとって、この堆肥作りは貴重な体験でした。
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完成した堆肥を前に講習を受ける
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堆肥作りの実地研修
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また、講習の中で堆肥を使うことによって土壌がアルカリ化するとの説明がありました。逆に酸性土壌はスギナが生えるとの話から、自宅の庭が酸性化していることを知りました。だから同じ種を蒔いたというのに、農園のシソと違い自宅の1坪菜園のシソが成長しなかったのかも知れません? でも3本植えたトウガラシは大収穫、見事な実をつけています。
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家庭菜園ではトウガラシのみ大豊作
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さて農園の話とは異なりますが、ある日突然、一冊の本が私宛に届きました。その本は『教育農場の四季〜人を育てる有機園芸』と題し、恵泉女学園大学の専任講師である澤登早苗さんが書き著したものです。しかし何故、私宛に送られてきたのか、まったく心当たりがありません。書籍封筒の表に私の名前と住所がちゃんと書き記されているのですから、間違いなく私に送られてきたものですが、著者も、また「コモンズ」という東京・新宿区にある出版社も知りません。そこで出版社に電話をしたところ、「きっと、お知り合いのどなたかがお送りになったのでしょう。どうぞお読みください」とのことでした。
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この本は今年4月に出版された
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そこで、著者の澤登さんが「はじめに」のところで書き記されている有機園芸に対する考え方についてご紹介します。園芸を学校教育の場で実践され、その意義と理念を述べられた卓見だと思います。
「世界各地で紛争や戦争が起き、コミュニティーが崩壊している今日、有機農業には、暮らしを豊かにするだけでなく、人と人との関係、人と自然の関係を見つめ直し、コミュニティーを再構築していく力、平和を導く力が備わっていると、私は信じています」
"自然との対話"それが土壌を相手にした農業の真髄ではないかと思います。そこで、かつて私が村上ご夫妻にメールでお送りした仏教哲学者・鈴木大拙の一文を紹介し、今回の連載を結びたいと思います。
「天日は有難いに相違ない。またこれなくては生命はない。生命はみな天を指している。が、根はどうしても大地におろさねばならぬ。大地にかかわりがない生命は、本当の意味で生きていない。天は恐るべきだが、大地は親しむべく愛すべきである。大地はいくら踏んでも叩いても怒らぬ。生まれるも大地からだ。死ねばもとよりそこに帰る。天はどうしても仰がねばならぬ。自分を引っ張ってはくれぬ。天は遠い。地は近い。大地はどうしても母である。愛の大地である。(中略)人間は大地において自然と人間との交錯を経験する。人間はその力を大地に加えて農産物の収穫に努める。大地は人間の力に応じてこれを助ける。人間の力に誠がなければ大地は協力せぬ。誠が深ければ深いだけ、大地はこれを助ける。人間は大地の助けによりて自分の誠を計ることができる。大地はいつわる、あざむかぬ、ごまかされぬ。人間の心を正直に映し返す鏡の人面を照らすがごとくである。大地はまた急がぬ。春の次ぎでなければ夏の来ぬことを知っている。蒔いた種子は、その時節が来ないと芽を出さぬ、葉を出さぬ、枝を張らぬ、花を咲かせぬ、したがって実を結ばぬ。秩序を乱すことは大地のせぬところである。それで人間は、そこから物に序(ついで)あることを学ぶ。辛抱すべきことを教えられる。大地は人間にとりて大教育者である」(『日本的霊性』より抜粋)
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クラブの皆さんが活動にあまり参加できる状況でない昨今でありますが、会員である以上、どのようにお過ごしであるか、いろいろ知りたいと思っています。
というよりは、クラブの仲間同士ですから、知り合うべきでしょう。
だから、せっかく立ち上げたホームページの閲覧、そして掲示板を大いに利用して、コミュニケーションをとりありましょう!!
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「JC会報編集部」では、皆様からの原稿をお待ちしております。レース情報、近況報告、要望、会報を読んでの感想など、どんな話題でも結構です。編集委員が校正して原稿といたしますので、お気軽にお寄せください。(原稿は一部手直しする場合もありますが、ご了承ください)。投稿先は会報編集部まで。よろしくお願いいたします。
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中野JC(ジョイ・サークル)
編纂 中野JC編集部会/発行 中野JC事務局
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